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法律学と政治学のプロフェッショナル

政治学系科目教員

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  専門分野:日本政治外交史・国際政治史
神田 豊隆
KANDA Yutaka
プロフィール

出身大学:東京大学、文学部(歴史文化学科日本史学専修)

出身大学院:東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻国際関係論コース

取得学位:学士(文学)、東京大学(2001)
修士(学術)、東京大学(2003)
博士(学術)、東京大学(2010)

所属学会:日本国際政治学会
史学会
アジア政経学会
国際関係論研究会

メッセージ
 政治・国際関係に関する学問領域の中で、特に日本政治外交史・国際政治史と呼ばれる分野を専門としています。
 主な研究対象は、1950年代から60年代の日本の対外関係史です。より具体的には、この時期の日中・日ソ関係の展開や、中ソへの対応をめぐる自民党の主流・傍流および社会党など革新勢力の間の相違といったテーマを扱っています。こうしたテーマの検討を通じて、冷戦下の国際政治の変容が日本においてどのように認識されていたのか、またそうした変化への対応として、当時の日本ではいかなる選択肢が準備されていたのか、といった点を考えています。今日一般に考えられているよりも、遥かに多様で意義深い外交論が、この時期の日本には眠っているようです。
 近年、安全保障政策の変化やグローバル化の影響によって、日本の対外関係は急激に変化しています。変化する国際環境を我々はどのように捉えるべきか、その対応にはいかなる選択肢があり得るかという問いに答えることは、むろん極めて重要な課題です。遠くない過去における国際環境変動への日本の対応を論じる中で、その手掛かりも何らかの形で得られるのではないかと考えています。
著書

『日本政府的兩岸政策』、黄自進主編(中央研究院人文社會科學研究中心、2015)、(担当:神田豊隆(陳進盛・黄自進訳)「『親臺灣派』所推進的對蘇外交:1960年代的日本外交與岸信介、椎名悦三郎及福田赳夫」(161-199頁))

『冷戦構造の変容と日本の対中外交――二つの秩序観1960-1972』、岩波書店(2012)、単著

『アジア外交 動と静―― 元中国大使中江要介オーラルヒストリー』、蒼天社出版(2010年)、共編

論文

"More Friends than Foes: Sino-Japanese Relations in 1984," Charles Kraus, Sergey Radchenko, and Yutaka Kanda, Woodrow Wilson International Center for Scholars, Cold War International History Project e-Dossier, No.48, (2014/3)、共著

「1980年代の冷戦と日本外交における二つの秩序観――中曽根政権の対中外交を軸として」、アジア太平洋討究、19号、53-69(2013)

「戦後日本の対中外交に関する分析枠組の再検討――社会科学的研究から外交史的研究へ――」、近きに在りて、56号、3-16(2009)

「池田政権の対中積極政策――『自由陣営の一員』と『国連』――」、国際政治、152号、83-97(2008)

「佐藤内閣と『二つの中国』――対中・対台湾政策におけるバランスの模索――」、国際関係論研究、21号、25-50(2004)

口頭発表
”’Japan-US-China’ or ‘Japan-US-China-USSR’: Two Different Goals in Postwar Japanese Conservatives,” International Relations Seminar at Osaka University, Office for University-Industry Collaboration, Osaka University, January 2016.
「アジアにおける冷戦変容と日ソ関係――緊張緩和から停滞へ」早稲田大学現代中国研究所広域史研究会(早稲田大学、2016/3)
“Driving the Wedge or Approaching Both? Yoshida and Kishi Factions’ Rival Policies towards the Sino-Soviet Alliance,” Guest Lecture Presented by European Research Council Project (The Dissolution of the Japanese Empire and the Struggle for Legitimacy in Postwar East Asia), Faculty of Asian and Middle Eastern Studies, University of Cambridge, October 2015.
「日ソ関係のロー・ポリティクス――日ソ通商条約の締結と戦後日ソ関係の始動」華東師範大学歴史系・早稲田大学現代中国研究所広域史研究会主催、日中共同ワークショップ「戦後アジア広域史(1950-70年代):多層的秩序への視点」、華東師範大学、(2015)
”The Cold War in the 1980s and the Two Outlooks of International Order in Japan’s Diplomacy: Focusing on the Nakasone Administration’s Diplomacy toward China”Sino-Japanese Relations Research Network 2014 Conference, University of Leeds,(2014)
「椎名悦三郎の外交構想の変遷――『岸的』路線から現実主義者との共鳴へ」”Breakdown of the Japanese Empire and the Search for Legitimacy” Conference, Faculty of Asian and Middle Eastern Studies, University of Cambridge,(2014)
「冷戦期日本外交における二つの秩序観の系譜――1950年代〜1980年代」アジア太平洋研究センター・東アジア広域史研究部会研究会(早稲田大学、2013/1)
「1980年代の冷戦と日本の対中外交――中曽根政権を中心に」日本国際政治学会2012年度研究大会(名古屋国際会議場、2012/10)
“Japanese Leaders’ Perceptions on Sino–Soviet Relations and Japan’s China Policy in the 1960s,” The 2nd Annual Sino-Japanese Relations Postgraduate Network Conference, University of Leeds, September 2012
「冷戦期における国際環境変動と日本政治指導者の二つの系譜――長期的分析」笹川日中友好基金日中若手歴史研究者セミナー(厦門大学、2012/8)
“Japan’s ‘Grand Designs’ for International Order: Policies of Ikeda and Sato Administrations toward Mao’s China during the Period of the Transforming Cold War Structure, 1960-1972,” Conference on “Mao's China, Non-Communist Asia, and the Global Setting, 1949-1976,” University of Hong Kong (co-sponsored by the Cold War International History Project of the Woodrow Wilson Center and Cornell University), February 2012
「戦後日本の対中外交における『親台湾派』と『親ソ連派』――岸信介、椎名悦三郎、福田赳夫を中心に」日本政府的両岸政策・国際学術研討会(台湾中央研究院人文社会科学研究中心亜太区域研究専題中心、2011/11)
「冷戦構造の変容と日本外交指導者の秩序観――池田・佐藤政権の対中外交の分析を軸として」笹川日中友好基金日中若手歴史研究者セミナー(琉球大学、2011/8)
「日本外交の秩序構想と中国――冷戦変容期における池田・佐藤政権の外交を中心に」戦後東アジア国際政治研究会主催ワークショップ・シンポジウム(熊本学園大学、2009/2)
“Japan’s China Policy in the 1960s: A Study Based on Japanese and American Archives,” Japanese Materials Workshop, Council on East Asian Studies, Yale University, March 2008
「池田・佐藤政権による『二つの中国』政策――その共通性と差異」日本国際政治学会2007年度研究大会(福岡国際会議場、2007/10)
「池田政権の対中積極政策――『自由陣営の一員』と『国連』――」占領・戦後史研究会2007年第3回研究会(二松学舎大学、2007/7)
学外での社会活動
新聞コメント 「どうする世界の食料 新潟で来月G7農相会合」(『新潟日報・週刊こども新聞ふむふむ』175号、2016//3/1)
テレビコメント 安保関連法案の閣議決定について。「FNN・NSTみんなのニュース」(新潟総合テレビ(NST)、2015/5/15)
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