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味のある人間となるために

2011年度卒 / 味田 亮輔さん

第69期司法修習生 (2015年度司法試験合格)

 私は雪深い地域である新潟県三条市で生まれ育ちました。地元の中学・高校を卒業し、新潟大学法学部に進学いたしました。その後、神戸大学法科大学院に入学し、今年運よく現役で司法試験に合格することが出来ました。新潟大学時代は電車通学をしていたため、冬季は悪天候で電車が遅延・運休するたびに立ち尽くしていたことを鮮明に覚えています。

 法曹を目指したきっかけは、親族間の持ち家をめぐるトラブル及びその結末を間近で見たことにあります。そのような時に人と人との間に積極的に入って紛争解決に協力できるようになりたいと考えました。

 人と触れ合う職業を目指す以上、法律を勉強するだけでなく、人とより良い関係を構築するために、面白味のある人間となるよう努力を続けました。具体的には、以前からやっていたサッカー・フットサルのサークルやテニスのサークルに入ったり、英語の塾講師をしたり、ピアノを習ってバンドに参加したりしました。さらに、関西時代はお笑いを劇場に観に行ったり、同級生と面白い話の研究をしたり、ワインバーの店員として働いたりしました。司法試験の合格発表までの間には、マレーシアの法律事務所に留学し、英語を用いる業務も経験いたしました。

 振り返ってみると、これらの経験はそれぞれが絡み合いながら今に非常に活きていると感じております。例えば、親族間トラブルを経験したことは人への思いやりを一層強くし、厳しい天候で育ったことは我慢強く物事に取り組む姿勢につながりました。また、弁護士の主宰するサッカー・フットサル、テニスに呼んでもらえたり、海外の人と英語で意思疎通を図ることが出来たり、初対面の人と笑い合ったり、音楽の話題で盛り上がったり、バーの常連さんが所属する医療団体が主催した法律勉強会で講義をしたり、といった具合です。特にサッカー・フットサルの持つ「人をつなげる力」は想像を超えるものがありました。ミスがあればチームでフォローし合い、点が入ればハイタッチして喜びを分かち合うことは、学内を超え、普段交流の無いような職業の方はもちろん、マレーシアにおいても、人種、国籍、言語を超えて接する機会を提供してくれ、自分の世界を広げてくれました。このようなことが経験できたことは大きな喜びであり、また、そこで築いた人とのつながりはかけがえのない財産です。

 新潟大学での学生生活というのも何かの“ご縁”です。これから自身のキャリアを形成されていく皆さんにとっては、時間のあるこの時期にこそ、自らを高めるチャンスを掴みとっていただきたいです。それは私の得たものとはまた一味違った、素晴らしいものでしょう。
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