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大学を飛び出せ!

1996年度卒 / 福田 忠弘さん

鹿児島県立短期大学商経学科教授

 みなさん、こんにちは。私は現在、鹿児島県立短期大学という短大で教員をしています。担当科目は国際関係論、アジア事情などです。鹿児島に着任する前は、ベトナムについての研究をしていまして、福田忠弘『ベトナム北緯17度線の断層-南北分断と南ベトナムにおける革命運動(1954〜60)』(成文堂、2006年)という本も執筆させていただき、東南アジア学会から第5回東南アジア史学会賞をいただくことができました。

 鹿児島には、枕崎と山川というカツオ節生産の拠点があり、全国のシェアの7割をしめています。鹿児島に着任後、枕崎のカツオ漁に貢献した原耕(はら・こう:明治9年生まれ、昭和8年死去)という人物がいたことを知りました。原耕は、もともと医者でありながら、カツオ漁に乗り出し、遠くインドネシア(当時は蘭領東インド)の海域まで漁場開拓をした人物で、後に衆議院議員にもなりました。彼の事業は当時の水産界に多大な影響を与え、「漁業の南進論」とでもいうべき事態を引き起こしますが、その業績についてはほとんど知られていませんでした。もっと多くの方々に原耕のことを知ってもらうために、現在、鹿児島の地元紙『南日本新聞』で、「海耕記-原耕が鰹群(なぐら)に翔けた夢」という連載(本コラム執筆段階で第112回まで掲載)を行っています。そして全国の人々にも原耕のことを知ってもらいたいと思い、鹿児島県立短期大学チームカツオづくし編『カツオ今昔物語-地域おこしから文学まで』(筑波書房、2015年)という本でも原耕のことを紹介していますので、興味がある方はそちらをご覧ください。

 大学時代は、新潟国際ボランティアセンター(NVC)の活動に参加したり、東京の学生と協力して日ロ学生会議を初めて新潟で開催したりと、主に学外で活動していたのを覚えています。当時の指導教授(現在ももちろん繋がりがあります)や資料室の方にいろいろとアドバイスをもらいながら、様々な人にお会いしました。こうした活動は、現在の仕事にも活かされています。在学生の皆さんも、どんどん地域へ、そして世界へ飛び出して、学生時代にしかできない経験をしてください。応援しています。
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