自宅からでも気軽に参加できるWebオープンキャンパスで、新潟大学法学部での学びを是非体感してみてください。(※ 各動画はYouTubeへリンクしています)
法学部模擬講義
刑事法
法学部教員によるミニ講義(外部サイト)
法曹養成プログラム(法曹コース)
留学・国際交流
カリキュラム
進路
法学部卒業生の進路については、「卒業後の進路」のページをご覧ください。
学生による法学部紹介ムービー
Part1.プログラム・カリキュラム・留学語学
Part2以降も近日公開予定。お楽しみに!
【学生が回答】オープンキャンパスQ&A
2025年のオープンキャンパスにおいて、学生生活・学校生活・部活(サークル)・就職活動・学びについて、現役の新潟大学法学部生による学部紹介が行われました。以下、寄せられた質問に対する学生からの回答となります。学生生活の一端を垣間見ることができると思いますので、受験を考えていらっしゃる方は是非参考にしてください。
―法学部に向いている人はどんな人ですか?
→社会の様々な出来事に関心があるという人は法学部に向いていると思います。社会のどこにでも法はあるため、言い換えれば法を学ぶことで社会の仕組みについても学ぶことができます。社会に対する多角的な視点や自分なりの考えを持つことができるという点で、法学部に入って良かったと感じています。
→趣味でも何でも、好きなことに没頭できる人は法学部に向いていると思います。法学はとても奥が深い学問です。皆さんも聞き馴染みがあるであろう憲法を例に挙げると、条文の数は他の法律に比べると少ないですが、一つの条文に何人もの学者による考えがあり、数十年にわたる議論があります。それらが細分化されて学生の研究対象となっていくため、法学は突き詰めると幅広い分野が広がっています。きっと皆さんが興味を持てる分野もあるので、好きなことに没頭できる人は法学部に向いていると感じます。
―法曹養成プログラムに所属しながら留学することは厳しいですか?
→3年早期卒業は少し厳しいかもしれませんが、4年卒業であれば問題ないと思います。
―法曹になりたいのですが、法学プログラムで4年卒業を目指す選択で問題ないですか?
→法学プログラムを卒業して法科大学院に進学することはもちろん可能ですが、法曹養成プログラムには実務的なことを学べる科目も用意されているため、法曹になりたいのであれば法曹養成プログラムに所属する方がおすすめです。
―法学部の中で新潟大学を選んだ理由
→第一に、卒業論文が必修であるからです。大学は研究をする場であるため、4年間の学びの集大成を研究として形に残すことができる点は大きな魅力であると感じています。
第二に、学ぶための費用を安く抑えられるからです。新潟大学は国立大学であるため私立大学と比べて学費が安く、また家賃等の生活費も比較的負担が軽いです。
―法曹養成プログラムはどのくらい忙しい?難しい?
→法曹養成プログラムの中でも4年で卒業する場合は、取得しなくてはならない単位数は法学プログラムと変わらないため、法学プログラムと比較しても忙しいということはないと思います。難しさについては、教養科目よりは法律科目の方が難しく感じるかもしれませんが、出題形式や解答方法に慣れれば問題なく単位を取得することが可能です。
3年での早期卒業を目指す場合は、4年で学ぶところを3年で学びきる必要があるため、法学プログラムや法曹養成プログラム4年卒業と比較して忙しくなります。また早期卒業には成績基準があるため、難易度も高くなります。
所属するプログラムは学期や学年が変わるタイミングで変更可能であるため、実際に法曹養成プログラムを選択してみてから決めることもできます。
―他大学の法学部とは異なる新潟大学法学部の魅力
→法学プログラムは、他大学・他学部に比べて必修科目が少なく、自由な時間割設計ができる点が魅力です。法学だけでなく他の学問を学んでみたい人も、それぞれの興味関心に合わせた履修が可能です。もちろん、法学に特化した時間割を作ることもできます。
法曹養成プログラムには早期卒業制度があるため、最短6年で司法資格の取得が目指せる点が魅力です。将来法曹になりたいと考えている人にはおすすめのカリキュラムです。
また、法学プログラムと法曹養成プログラムのどちらに所属するのかを自身で選択することができる点も魅力だと思います。プログラム選択に成績要件がなく、一度選択しても変更可能という点は新潟大学法学部の特徴であると考えています。
―早期卒業の条件
→基本七法(憲法、民法、刑法、民事訴訟法、刑事訴訟法、商法、行政法)の履修と、基準以上の成績を修めることです。
実際に早期卒業できるのは年に数人程度とやや難易度は高いです。
―法学部での学びが活きた経験はありますか?
→日常生活のトラブルで悩んでいる際に、授業で学んだ法律の知識を用いて解決することができました。法律は生きていくうえで絶対に関わるものであるため、法学部での学びを活かせる場面はきっとあると思います。
―今の部活に入部した理由
・法律相談部
学部の授業で学んだ内容を活かせる場を作りたかったため入部しました。理解が深められるだけでなく、自分の知識を誰かのために活かせるという点でやりがいを感じています。
・司法研究会
一人で勉強するよりも、他の誰かと勉強するほうが身になると感じたため入部しました。とても優秀な先輩方や同級生と勉強することができ、良い刺激になっています。
・GPNet(地域政策協働センター)
地域の方と交流し、新潟について学びを深めたいと考えたため入部しました。自分たちでイベントを開催したり、地域のイベントに参加したりして地域を盛り上げられているという点でやりがいを感じています。
―法学部生は法学部公認団体だけでなく、全学の部活・サークルに所属することはできますか?
→できます。全学の部活・サークルを兼部している学生、法学部公認団体を兼部している学生、全学の部活・サークルと法学部公認団体を兼部している学生など、自由に活動しています。
―法学部で勉強をする上で大変なことは何ですか?
→1回のテストで成績が決まってしまう授業が多いことです。他の学部は出席やレポート等が課されることもありますが、法学部は基本テスト1発勝負です。そのため、コツコツ復習を行うことが必要です。また、授業やテストの際に持っていく六法が重く、大変です。
―夢ややりたいことを見つける方法はありますか?
→法学部に入ってから見つけるのであれば、様々な授業を履修してみたり、色々な経験をしてみたりすることをおすすめします。分野を限定せずに幅広く学んでみることで、自分に向いていることや自分が興味を持てることを見つけられるのではないでしょうか。
―法学は、高校時代の科目ではどの科目に似ていますか?
→一番似ている科目は公民だと思います。しかし、一つの問題に対して様々な学説や判例を学び、どの考え方を用いることが適切か自分で考える必要があるという点では、高校時代の勉強とは全く異なったものであると感じます。
―機械音痴でレポートの作成が不安なのですが、作成方法は教えてもらえますか?
→1年生の必修科目に「スタディ・スキルズ」という授業があります。この授業では、レポートやプレゼンテーションの作成法を通じて、法学部生としての基礎的な知識や技術を習得することができるため、機械が苦手でも問題ないと思います。