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法学部生座談会―学生生活・学校生活・部活(サークル)・就職活動・学び―

学生生活・学校生活・部活(サークル)・就職活動・学びについて、現役の新潟大学法学部生による座談会の様子です。学生生活の一端を垣間見ることができると思いますので、受験を考えていらっしゃる方は是非参考にしてください。
座談会の参加者は、Sさん(司会、3年生)、Wさん(3年生)、Gさん(3年生)、Sさん(3年生)、Kさん(2年生)、Mさん(3年生)です(2023年8月9日・10日のオープンキャンパスにて収録しました。学年は収録当時のものです。)


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自己紹介:(仮名と学年だけで結構です)S=司会(3年生)、W(2年生)、G(3年生)、S(3年生)、K(2年生)、M(3年生)

司会:普段の生活についてお話してもらいたいと思います。まずWさんは自宅生ですかアパート生ですか?

W:アパートで一人暮らしです。家賃は3万4000円です。

司会:アパートを決めた時、どのような条件を重視しましたか?

W:僕は静かなところがよかったので、大通りに面しておらず、脇道に入った場所にあるアパートにしました。

司会:一人暮らしでよかったことと困ったことをそれぞれ教えてください。

W:よかったことは、好きな時間に好きなものを食べられたり、自由に物を買って部屋に置いたりと、自分らしいライフスタイルを築けるようになったことです。逆に困ったことは、夜更かしが続いてしまうことですかね笑

司会:Gさんはいかがですか。

G:アパート生で今、家賃2万円程度のところに住んでいます。ぎりぎりで生活しています。

司会:アルバイトはしていますか?

W:塾で中学生に勉強を教えています。雇い主の方は大学生に配慮してテスト前に出勤日を減らしてくれるので、バイトのせいで学業がおろそかになることはありません。

G:アルバイトは単発の派遣のバイトをやっています。まあ2週間に1回とか、そんなに多くない頻度で、自分がやりたいバイトだけしているみたいな感じでやっています。

司会:単発のアルバイトの場合は、自分の都合に合わせながらアルバイトを入れたりしやすい点がメリットといえそうですね。

司会:では次にSさんにも普段の生活について聞きたいと思います。Sさんは自宅生ですか、アパート生ですか?

S:私もアパート生で4万円ぐらいのところに住んでいます。

司会:アパートはどのようにして決めましたか?

S:そうですね。私は3年生になってから引っ越しをしたのですが、1、2年生の時には学生アパートに住んでいました。ご飯付きで、あまり自炊ができなかったので、自炊したいなと思い、キッチンが大きくて料理しそうなところを選びました。あと、私は朝が弱いので、学校に近いところ。それに、周りに友達が住んでいるところをみてアパートを決めました。

司会:大学周辺には食事がついてきて学生のみが入居する学生マンションもありますし、アパートもたくさんありますので、GさんやSさんのように家賃や大学からの距離など様々な条件で選ぶことができると思います。

司会:では次にアルバイトについて聞いてみたいと思います。Sさんはアルバイトはしていますか?

S:アルバイトは新潟駅前にある居酒屋でしています。

司会:週にどれくらいシフトをいれていますか?

S:暇なときには、週に5回くらい入ることもありますが、やっぱりテスト前などの忙しい時期にはバイト先に相談して週1くらいにしています。

司会:アルバイト先と相談することで、Sさんも勉強や部活・サークルとの両立を図っているのですね。アルバイトの求人は大学周辺にもありますし、新潟駅の方に行くとさらに多くありますので、これも自分の生活に合わせながら選ぶことができると思います。


司会:次に学校生活についてお話してもらいたいと思います。まずはGさんに聞きたいと思います。学校生活で楽しいことは何ですか?

G:食べることが好きなので、学食のご飯が楽しみです。

司会:Gさんも一人暮らしとのことですが、そうするとやはり学食などを使うことが多いですか?

G:普段ごはんを自分で作るっていうのが難しいので大学の食堂を使うことが結構多いですね。

司会:ちなみに、学食は第1から第3まであって、メニューもたくさんあります。購買部では弁当やパンなども売っていて、私も一人暮らしで弁当を作るのはなかなか難しく、学食や購買部を利用することが多いですね。

司会:では学校生活の中で大変なことはありますか?

G:テスト勉強は大変で、レポートとかは時間かけてなんとかなりますが、試験は結構難しい。先輩から話を聞いて調べて対策しています。法学部の授業だと普段の授業への出席が成績評価につながることはあまりなく、期末テストだけで成績評価するっていうことが多いです。そういうのも、今までの高校生活との違いかなと思います。


司会:ありがとうございました。部活やサークル活動についてお話してもらいたいと思います。Kさんは部活やサークルに入っていますか?

K:私は法律相談部に所属しており、そこで部長を務めています。法学部内には法学部の学生のみが参加できる部活・サークルがいくつかあり、法律相談部はそのうちの1つとなります。部員は法学部の学生のみなので、縦と横のつながりが作りやすく、学部の勉強のこと、将来の進路についてなど話を聞くことができます。

司会:市民からの法律相談ではどのような事案を扱ったりするのでしょうか。

K:年に2回ある無料法律相談では実際に市民から相談を受ける活動になるのですが、相続や隣人間トラブルの話がかなりあります。

司会:次はMさんにお話を聞いてみたいと思います。Mさんは部活やサークルに入っていますか?

M:わたしは司法研究会に所属しており、令和5年度の会長を務めています。司法研究会は1、2年生を主体とする団体で、勉強を重視しています。法曹を目指し、熱意を持って勉強する先輩や同学年の友達を繋がれるので、勉強に対するモチベーションが上がり、楽しく勉強できます。また、ロースクールに進学された先輩や司法試験に合格された先輩もいるので、そういう先輩からロースクールライフの雰囲気や法律の勉強について、気楽に相談できるのも司法研究会の特徴です。

司会:ロースクールを目指す人にとっては、司法研究会に入ることで実際にロースクールに進学された先輩と交流する機会を持てるのですね。

司会:法律相談部や司法研究会は法曹を目指す人も多く所属しているようですが、法曹三者を志望する人はどれくらいいらっしゃいますか。

K:法律相談部は各学年20名ほど在籍しており、毎年5,6人が法曹を志望しています。

M:司法研究会の会員は、1、2年生で約20名います。そのうち9割程度の学生が法曹を目指しています。

司会:それではWさんに、サークル活動や部活動についてお聞きしたいと思います。なにか入っていますか?

W:1年生のころ自転車競技部に所属していました。レース用の自転車に乗って山に登ったり海沿いを走ったりします。風を切りながら自然を感じられるのは最高です!

司会:文武両道に苦しむ高校生が多いと思われますが、大学の運動部は勉強との両立ができますか?

W:新潟大学は1年間を4分割するターム制があり、短い期間で集中的に履修できる科目も少なくないので、聴講する授業の数を調整しやすいです。部活をやっていても勉強する時間は十分あると思います。

司会:ありがとうございます。このような部活の他にも、野球、バスケ、テニスなどの運動系や茶道、手話などの文化系の部活・サークルもあります。高校までにはなかった部活などもありますので、部活やサークルも大学の楽しみの一つですね。


司会:次に、就職活動について聞いていきたいと思います。Gさんは現在、就職に向けて何かしていますか?

G:公務員志望で、公務員講座を受けながら目指しています。

司会:新潟大学法学部には公務員を目指す人も多く、生協で開講されている公務員講座を受講している学生も多くいます。

司会:次にインターシップについて聞きたいと思います。インターンシップとは、職員の方と一緒に実際の業務をさせていただいたり、インターンシップに参加する学生同士で、業務に関するグループワークをしたりするものです。Gさんはインターンシップに参加しますか?

G:柏崎市のインターンシップに参加予定です。

司会:私も今年の夏に、地元の県庁のインターンシップに行く予定です。このような官公庁のインターンシップもありますし、他にも民間企業のインターンシップに参加する人も3年生になると多くいますね。ありがとうございました。


司会:それでは、次に法学部での学びについて聞いてみたいと思います。Mさんは現在どのような授業を受けていますか?

M:新潟大学法学部には、法学プログラムと法曹養成プログラムという2つのプログラムがあります。私は、法曹養成プログラムを選択し、基本7法を中心に様々な法律系科目を学んでいます。基本7法とは、憲法、行政法、民法、商法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法を言います。

司会:法律科目の授業を多く履修しているとのことでしたが、好きな科目はありますか?

M:どの法律科目も好きですが、その中でも民法が好きです。最近は刑事訴訟法も面白いなと思い勉強しています。民法は、私人間(民間というイメージです)の紛争解決のための法律です。刑事訴訟法は、どういう場合に逮捕することができるのか、というような刑事手続を規律する法律です。授業を受けて分からなかった点を先生に質問すると、先生方は、対面であっても、個人的なメールであっても非常に丁寧に、分かりやすく答えてくださります。そういった先生方のサポートを受けて勉強できるというのは、法学部での学びの特徴だと思います。

司会:積極的に質問をすることで、より学びが深められそうですね。大学の授業には、人数が多いと100人や200人ほどが大きな教室で授業を受ける大講義と、10人から20人ほどで先生や学生が対話をメインに授業を進めていく少人数クラス(ゼミナール)があります。1、2年生では大講義を主に受講し、3、4年生ではゼミ活動がメインとなる感じですね。

司会:それではSさんにも法学部でどのような授業をとっているのか聞いてみたいと思います。
S: 私は3年生なので今年からゼミが始まったのですが、自分のゼミは弁護士教員が担当していて、さらに同じゼミ生も将来法曹を目指している人が多いので、刺激を受けることができます。とてもいい環境で学べています。

司会:Kさんも3年生ですが、どのようなゼミに入っていますか。

K:民法のゼミに所属しており、特に相続や婚姻・離婚、親権等をメインに取り扱う家族法のゼミに入っています。自分たちで判例を研究し、その後にゼミ全体でグループディスカッションなどを行っています。

司会:Wさんは、どのようなゼミに所属していますか?

W:僕は憲法のゼミに所属しています。防災に関するフィールドワークで関谷分水資料館に行ったり、県外の高校で模擬国会を企画したりと、とてもアクティブで楽しいゼミです。

司会:このように、判例について詳しく勉強する判例研究などの個別報告を行うものや、フィールドワークとして大学の外で勉強する機会があるゼミがあります。このように、いろいろとあるゼミの中から自分の将来や興味・関心のある分野に応じて選ぶことができますね。それではこれで終わりにしたいと思います。みなさんありがとうございました。

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