新潟大学法学部講演会「多様な性ってなんだろう?~互いの違いを受け止めあえる社会を目指して~」を開催しました

令和6年3月7日(木)13時00分~14時30分に、ZOOMミーティングにて、「多様な性ってなんだろう?~互いの違いを受け止めあえる社会を目指して~」を開催しました。本講演会は、新潟大学人文・法・経済科学部同窓会(青松会)の助成を受け開催するもので、新潟大学の学生のほか、卒業生、中高生、一般の方などの参加を募ったところ、34名が参加しました。

講演では、認定特定非営利活動法人ReBitより講師をお招きし、多様なセクシュアリティ(性のあり方)やカミングアウトとアウティングの違い等を学ぶと同時に、様々な個人ワークを通じて、”私”にとっての「ふつう」や「あたりまえ」を問い直したり、身近な人からカミングアウトを受けたらどうするか、自分自身やまわりの人の多用性を尊重するためにどのようなことができるかを考えたりしました。

また、質疑応答では、バイセクシュアルとパンセクシュアルの違いや、多様性を尊重しようという考え方は多様性に不寛容な人を尊重しない考え方といえないかといった質問が寄せられ、講師からの回答を受け、参加者は自身の考えをさらに深めることができました。

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画像1.pngとは…

2009年に設立され、20143月に認可された認定NPO法人です。LGBTQを含めた全ての子ども・若者がありのままで大人になり、全ての人がありのままで暮らせる社会の実現を目指しています。これまで、学校・行政・企業でLGBTQやダイバーシティに関する授業や研修を2,000回以上提供しています。また、多様な性についての教材作成や、LGBTQの就活生ら約9,000名超のキャリア支援を行うほか、LGBTQなど多様性にフレンドリーな就労移行支援事業所を渋谷区と大阪市で運営しています。