上村ゼミが「模擬国会 ──髪型規制を例に法の仕組みを考えよう──」を実施しました

池澤 悠IKEZAWA Yuu

 令和7年12月13日(土)、上村ゼミは星稜高等学校にて「模擬国会 ──髪型規制を例に法の仕組みを考えよう──」を実施しました。
 本企画は、高校生にとって身近な校則を素材として、法についての理解を深めてもらうとともに、実際に校則を制定してもらうことを目的としたものです。
 今回はゼミ生6人が星稜高等学校を訪問し、校則制定というシナリオで講義を進行しました。制定する校則のテーマは「髪型に対する規制」でした。規制が必要となり得る架空の事例を紹介し、それらをもとに想定される具体的な規制内容について議論を行いました。実際の社会では政策を実施するうえで法律が必要であることを前提に、立法目的や立法事実、目的達成手段など、立法府である国会で実際に用いられている概念を学校での事例に当てはめ、法の制定過程を体験してもらいました。
 当日は多くの中学生・高校生が参加し、「ルールを制定する必要性」に関して理解を深めてもらいながら講義を進行しました。講義で得た視点を用いて自身の学校の実際の校則を改めて捉え直すなど、終始熱心に講義を受ける中学生・高校生の姿が非常に印象的でした。また生徒の発言の中には、いわゆるパターナリズム的な発想に通じる意見も見られ、講義を進める立場として驚きや学びのある大変貴重な機会になりました。
 規則の制定がいかにして行われているか、原点に立ち返ることでその仕組みを改めて理解することができ、講義の準備期間を含めゼミ生にとっても大変有意義な企画でした。今回の模擬国会での経験を踏まえ、実際に行われている法律の制定過程に興味を抱く方が一人でも多く増えてほしいと強く感じた次第です。