「気候変動と法・政治」履修学生による韓国・仁荷大学への訪問が行われました

令和6年9月19日(木)~24日(火)、「国際交流(気候変動と法・政治2024)」の授業の一環として、履修学生による韓国・仁荷大学への訪問が行われました。

今年7月13日には、当該授業に参加していた韓国人学生らが本学に訪問し、本学学生との合同発表を行いました。今回は、本学学生が、韓国で推進されている最先端の気候変動対策を学習すること、並びに本授業でチームを組んだ「Global Green Challenger」プロジェクトに参加する仁荷大学・蔚山大学の韓国人学生らとの交流を末永いものにすることを目的として実施されました。

訪韓中は、「ソウルエネルギードリームセンター」など、気候変動の現状と課題および利用可能な技術について紹介した施設のほか、「仁川開港」「ソウル歴史博物館」といった現地の著名な歴史的施設を訪れました。

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(ソウルエネルギードリームセンター)

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(仁川アップサイクルエコセンター)

以下に、本プログラムに参加した太田健梧さんからの「国際交流に参加したい後輩へのメッセージ」を掲載いたします。


「国際交流に参加したい後輩へのメッセージ」

太田健梧 Kengo Ota

 9月の訪韓では単なる日韓の両大学生の交流ということに止まらず、滞在した仁川広域市の環境に対する取り組みや将来のエネルギー問題に関連する場所を訪問しました。「アップサイクル」といった分野から自動運転車とそれに付随する法的な問題といった、環境問題が新潟より身近な仁川の取り組みを学ぶために仁川アップサイクルエコセンターや未来自動車融合教育センター、ソウルエネルギードリームセンターを訪問しました。また、仁川開港博物館やソウル歴史博物館といった仁川、日韓の歴史に触れる場所を訪れ、両国の歴史を辿りました。景福宮を始めとした観光地を仁荷大学の学生の案内とともに行き、かけがえのない思い出をつくることができました。

 国際交流の授業に参加することによって「異文化交流」という言葉では表しきれないほど貴重で何にも代えがたい経験をすることができます。外国語能力の向上はもちろん、体験したことのない衣食住の文化や様々な人々との出会い、そして何よりも一生の友達と思い出を作ることができます。また、海外の人と交流をしたりその地に足を運んだりすることによって自分たちの文化を再認識することもできます。もちろん、SNSやインターネットでも国際的な交流はすることができます。しかし、自分の目で見て肌で感じることに勝るものはありません。言語の壁に臆することなく、少しでも興味があれば挑戦してみてほしいです。


※この場を借りて、ご協力いただいた仁荷大学の方々に感謝を申し上げます。

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