7月12日(土)、「気候変動と法・政治」をテーマとして、法学部と韓国・仁荷大学校・蔚山大学校・朝鮮大学校の共催した学生合同発表会が行われました。
本発表会は、授業「国際交流(気候変動と法・政治2025)」を履修する本学学生と、「Global Green Challenger」プロジェクトに参加する仁荷大学校・蔚山大学校・朝鮮大学校の韓国人学生とがチームを組み、気候変動への対策について各自の関心ある課題を選び、オンラインで自主的な研究と交流を行い、その成果を報告するものです。
本年は、昨年より1チーム当たりのメンバー数が増え、より多様なバックグラウンドを持った学生による共同研究となりました。
当日は、4チームがそれぞれ、サステイナブルファッション、炭素表示制度に基づく貿易協定、海運産業のカーボンニュートラル化、環境訴訟といった課題を取り上げて興味深い報告を行い、創意あるアイデアを分かりやすく示しました。




両国の教員による厳正な審査を経て、サステイナブルファッションに関する提案を行ったチームが、最優秀賞に選ばれ表彰されました。
学生たちは、授業外においても、非対面・対面のコミュニケーションを通じて、親交を深めました。
発表会のほか、経済科学部の藤堂史明教授による、持続可能性に関する講義や、新潟市役所・新潟市歴史博物館みなとぴあへの見学などが行われました。今後は、昨年と同様、本学学生が韓国に訪問してさらなる交流イベントに参加することも予定されています。

本イベントは、新潟大学人文・法・経済科学部同窓会(青松会)から後援をいただきました。