「気候変動と法・政治」履修学生による韓国・仁荷大学への訪問が行われました

 令和7年9月18日(木)~24日(水)、「国際交流(気候変動と法・政治2025)」の授業の一環として、履修学生による韓国・仁荷大学校への訪問が行われました。

 今年7月12日(土)には、当該授業に参加していた仁荷大学校・蔚山大学校・朝鮮大学校の韓国人学生らが本学に訪問し、本学学生との合同発表を行いました。今回は、本学学生が、仁荷大学校で開催される東アジア国際環境協力戦略に関する国際学術会議に参加することや、韓国で推進されている最先端の気候変動対策を学習すること、並びに本授業でチームを組んだ「Global Green Challenger」プロジェクトに参加する仁荷大学校・蔚山大学校の韓国人学生らとの交流を末永いものにすることを目的として実施されました。

 訪韓中は、「ソウル新活用プラザ」など、気候変動の現状と課題およびアップサイクルについて理解を深めることができる展示施設のほか、「仁川開港場通り」「大韓民国歴史博物館」「景福宮」といった現地の著名な歴史的施設を訪れました。

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(仁荷大学校で開催された国際学術会議)

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(ソウル新活用プラザ)

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(景福宮)

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(サムギョプサルパーティー)

 以下に、本プログラムに参加した井川ひなたさんからの「国際交流に参加したい後輩へのメッセージ」を掲載いたします。


訪韓体験談

井川ひなた
Hinata IGAWA

 9月の訪韓では、仁荷大学の学生との交流だけでなく、韓国の社会や文化を体験しつつ環境問題への理解を深める貴重な機会となりました。気候変動に関する国際学術大会で各国の研究者が持続可能な社会の在り方を真摯に議論する場に出席し、国際的課題を共有し解決を模索する営みの重要性を実感しました。ソウル新活用プラザなど現地の環境関連施設も見学し、資源循環や持続可能性の具体的な取り組みを知ることができました。さらに仁川開港博物館や大韓民国歴史博物館などを巡り、その歴史や文化から日韓交流の背景をより深く学べました。文化を共有し国を超えた友情も育むことができ、国際交流は言語の壁を超えて人と人を繋ぐ力を持つことを改めて感じました。過ごした時間は忘れがたい経験となり、自らの目で見て心で感じた体験、学び、そして築かれた絆は今後の人生において何にも代えがたい財産となると確信しています。


※この場を借りて、ご協力いただいた仁荷大学校の方々に感謝を申し上げます。