本学部には、学部が公認する団体が複数あり、そのうちのひとつが「法律相談部」です。法学部での学びの成果を、無料法律相談会の開催を主たる方法として地域社会に還元するとともに、社会で実際に起きている法的紛争に触れ、その解決を目指すという体験をすることで、今後の学びにつなげることを目的として活動しています。
88名の部員が年に2回開催される無料法律相談会の開催に向け定期的に自主勉強会を実施し、日々研鑽に励んでおり、今年度も1回目の相談会が7月13日(土)に五十嵐キャンパス人文社会科学系棟にて開催されます。
相談会の開催に先がけ、まずは6月16日(日)に事前面談が行われました。まだ弁護士資格を持たない学生達の活動ではありますので、相談者の方に相談内容を事前に伺い、1か月かけて適切な解決手段を提案できるように検討を重ねます。
「提案内容の検討に際しては、1~3年生がチームとなって取り組むだけでなく、現役の弁護士の方々にも監修していただき、より相談者様のご意向に沿ったものとなるよう切磋琢磨しています。」と部長の青柳さん。検討する際の学生たちの表情は真剣そのもの。また、相談の内容はもちろん当日の運営のシミュレーションも繰り返し万全の体制での開催が期待されます。
法律相談部だけに限らず公認団体が日々学生時代でしか得られない経験を積んでいます。本学部では正課の学びだけでなく、課外活動による学生の成長をバックアップしています。