令和7年1月17日(金)に法学部の公認学生団体であるPUB-Labが新潟刑務所の見学企画を実施しました。
PUB-Labは、裁判所や刑務所、インフラ施設などの公共施設への見学を通して、大学の授業で学ぶ法律が実社会でどのように生きているのかを学ぶことを目的に設立されました。活動の大きな柱である本見学企画は、今回第2回目の開催となります。
以下、PUB-Labのメンバーによるレポート
『刑法や刑事訴訟法は法律科目としては馴染みがあるものの、それが適用された後の現場を見ることはほとんどありません。また、法学部生の進路のひとつである刑務官の方のお話を聞き、進路の幅を広げたいと考え見学の受け入れをお願いいたしました。
企画には法学部の学生15名が参加し、刑務所の概要と役割、刑務官という仕事の説明を受けた後、刑務作業を行う工場や受刑者の部屋が並ぶ建物などの施設を見学させていただきました。
また、質疑応答の時間には、刑務官を目指したきっかけややりがい、受刑者の更正状況についての質問に丁寧にお答えいただきました。
参加者からは「普段は見学することができない刑務所を見学することができ、他の施設との関連もよりイメージしやすくなった。」、「ずっと興味のあった刑務官という仕事についてお話を聞くことができてためになった。」という声が寄せられました。
今回の見学企画を通して、実際に刑事罰が科されている現場に触れることで、刑事罰の目的や受刑者の権利について考え直すことができました。』
PUB-Labは、引き続き、教科書や学術書を使用する学習が実社会でどのような形で現れているのか、様々な施設を実際に見ることで知見を深めていきます。